バタバタな日々とSAD NEWS
先日ハワイのクムフラが亡くなりました。
日本の生徒とハワイのクムフラ。
遠い関係だけれど、突然だったこともあり、私はとてもショックでした。
関りが少なかった私ですらひどく寂しく思うほど愛されていたクムフラなんじゃないかと思います。
クムフラとはハワイ語でフラの先生という意味です。
札幌にいた頃、ヒロ(ハワイ島の町の名前)のアンクルジョニーのところにトレーニングに行かせてもらいました。
元々アンクルジョニーの振付が大好きだったけれど、その滞在中にフラ以外の部分でもファンになってしまった、という感じ。
フラの世界では偉大なクムフラなのに決して偉ぶらず、失礼だけれど、私は少年のような可愛らしさも感じていました。
アンクルの世界をアンクルを慕う周りの人達が守っているようにも見えていました。
個人の感想です。笑
Keicyにレッスンを付けてもらっていると、ふらりと部屋に入ってきたアンクルジョニー。
なんか小さい声で言った・・・
????
み・・ず・・
日本語で水と言ってペットボトルを抱えている事が分かった時は笑ってしまいました。Keicyに追い返されてしまいましたが、私のことまで気遣ってくださって嬉しかったです。
またある日、ヒロの朝市をフラフラしていると、たむろしているおじさん集団から「アンクルジョニーのところに来てる日本人だろ?」と声をかけられました。
な、、何で知ってるの?
おそらく不信感半分の顔で聞いたわたしに自称アンクルのご友人達が「こないだ言ってたんだよ、もうすぐ日本人の女の子がフラ習いに来るって」と答えてくれました。
アンクルの日常がそこにあって、少し触れることが出来たこと、お友達に話してくれていた喜び、アンクルのお友達がものすごくフツーのおっちゃん達だった事、全部印象的な出来事になりました。
何よりも観てくれる人を楽しませる事を大切にしたアンクルジョニー。
そのためにはコンペティションでの減点もいとわない。
あんな魅力的な振り付けができるクムフラはこの先出てくるのかな。
唯一無二のクムフラだと思います。
フラから学んだ事はたくさんあるけれど、アンクルジョニーのハラウだからこそ学べた事ばかりだと思っています。